【リケオの部屋22】表情や姿勢で感情をつくることができる。より効果的なのは姿勢
『理系のおっさんの部屋22にようこそ!』
『今日のテーマは「表情や姿勢で感情をつくることができる。より効果的なのは姿勢」です』
『し、姿勢?』
『例えば、無理やり顔を笑顔にする、無理やり身体でガッツポーズをする、こういった行動で楽しい気分になれることはよく知られています』
『無理やり、笑顔』
『そ、そんな感じ。では、表情と姿勢はどちらが優勢か?という実験をしました。どちらが、嬉しく感じられたと思いますか?』
- 顔は笑顔にしながら、身体は肩を落とす
- 顔を落胆した表情にしながら、身体はガッツポーズ
『(チラッ)2番』
『ま、またタイトル見ましたね!?』
『うん!(ガッツポーズ)』
『・・・実験で、より嬉しく感じたのは2番のガッツポーズをしたときでした。表情よりも、姿勢・身体のほうが感情に影響するという結果になったんです』
『心は身体のスイッチなのですね』
『誰?!』
『なんで表情よりも姿勢のほうが、感情に影響するの?』
『身体による感情のほうが、古くから備わっているためと考えられています。そういう意味では「脳は顔よりも身体との結びつきが強い」と言えますね』
『確かに松岡修造さんはめっちゃ姿勢いい』
『あの方は表情も含めて、総合的に雲の上感ですねー』
『表情や姿勢で感情をつくることができる。より効果的なのは姿勢のまとめ』
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無理やり表情を変えて笑顔にする、無理やり身体でガッツポーズをとる、という行動で楽しい気分になることができる
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表情よりも、姿勢のほうが感情に影響する。例えば①笑顔で肩を落とす、②落胆した表情でガッツポーズでは、②のほうが嬉しく感じる
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身体による感情は古くから備わっているため、表情よりも身体の姿勢が感情に影響すると考えられている。「脳は顔より身体との結びつきが強い」
『やってみてくださいねー』
『背筋を伸ばすのは大切なのかー』
『猫背で言わないでください・・・』
『・・・姿勢がよさそうな画像、貼っておきますね』
『池谷裕二先生の本を参考にしました。また明日ー!!』