【リケオの部屋21】脳は記憶するかどうかを「出力頻度」で決めている
『理系のおっさんの部屋21にようこそ!』
『今日のテーマは「脳は記憶するかどうかを『出力頻度』で決めている」です』
『出力頻度?』
『例えば、来週英単語テストがあるとして、どちらの勉強法がより多くの単語を覚えられると思いますか?』
- しっかり英単語を繰り返し眺める
- 繰り返し確認テストをする
『今日のタイトルから2番かー』
『また!・・・その解き方やめてくれますか』
『繰り返しテストしたら、脳内ではどうなの?』
『脳内では「この情報はこんなに使うことがあるのか、覚えておこう!」となって、記憶されます。問題を解いたりして「使う」のが重要であり、見るだけの「出会う」ではないことに注意してください』
『じゃ「話す」は?』
『「話す」も、その情報を使って話しているので「使う」に入ります!。物知りの人が例外なくおしゃべりなのは「他人に向けて出力して、記憶を強化している」とも言えるんです』
『あー、あの人ね・・・』
『誰?!』
『じゃ、これとか、これを作るのも使ってる感じ?』
はじめて米騒動に参加する人向けのFAQをつくってみました。 pic.twitter.com/hRGkuNesBA
— スエヒロ (@numrock) 2015, 8月 27
『つ、使ってますねー!覚えるため以外の、あふれる才能を何かひしひしと感じますが(笑)』
『脳は記憶するかどうかを「出力頻度」で決めている、のまとめ』
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英単語の勉強では、英単語を繰り返し眺めるよりも、確認テストを繰り返し行うほうがより多くの単語を覚えられる
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脳は、記憶するかどうかを「出力頻度」で決めている。「この情報はこんなに”使う”ことがあるのか、覚えておこう」というイメージ
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物知りの人が、ほぼ例外なくおしゃべりなのは「他人に向けて出力することで、記憶を強化している」とも言える
『やってみてくださいねー』
『じゃ、このブログで書くと覚えるんだな』
『でも出力1回ですからね、同じネタを何度も書かないと・・・』
『・・・記憶力UPみたいな画像、貼っておきますね』
『池谷裕二先生の本を参考にしました。また明日ー!!』