【リケオの部屋20】やる気を出す方法2 やる気が出るのを抑えてしまう薬
『理系のおっさんの部屋20にようこそ!』
『今日のテーマは「やる気を出す方法2 やる気が出るのを抑えてしまう薬」です』
『やる気は、やらなきゃ出ないって言ってなかった?』
『そうそう!やる気を出すためには、とりあえずやり始めること!そうすると、脳内でこういう反応が起きます』
- 側坐核は海馬と前頭葉に信号を出し、アセチルコリンという神経伝達物質を送る
- アセチルコリンは、神経系の情報伝達に関与する物質。興奮に応じて放出され、シナプスを刺激することによって伝達を行う
- このアセチルコリンが「やる気」を出す
『アセチルコリンが大事なのかー』
『アルツハイマーの患者さんは、このアセチルコリンがすごく減ってしまうんです』
『部長は大丈夫?』
『・・・私はアルツハイマーじゃないです!』
『やる気が出るのを抑えてしまう薬って、アセチルコリンを抑えてしまう薬っていうこと?』
『そうなんです!身の回りにいろいろあるので、気をつけたほうがいいんですが、この時期とくに知っておくといいかなと』
『うーん、この時期なら風邪薬?飲んだら、ぼーっとするよね』
『あたり・・・成分にもよりますが』
『俺すごいなー♪』
『いちばん顕著なのは、風邪薬、鼻炎の薬、下痢止めの薬などです。受験などの大切なシーズン中、どうしても飲まないといけないときは、アセチルコリンの働きを抑えない薬を選ぶといいです』
『どうやったら?書いてあるの?』
『薬局で「脳のアセチルコリンを抑えない薬をください」と言うのが良いです。具体的には、ジフェンヒドラミン、スポコラミンはだめですねー』
『やる気を出す方法2 やる気が出るのを抑えてしまう薬のまとめ』
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とにかくやり始めると、側坐核が前頭葉と海馬にアセチルコリンという神経伝達物質を送り「やる気」が出る
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アルツハイマー病の人は、アセチルコリンがすごく減っている
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風邪薬、鼻炎薬、下痢止め等にアセチルコリンの働きを抑えるものがある。薬局で「脳のアセチルコリンを抑えない薬をください」と頼むのもいい※具体的にはジフェンヒドラミン、スポコラミンはだめ
『やってみてくださいねー』
『まー、大切なシーズンもないし、体調悪くても薬飲まない』
『良かったですね』
『静かなやる気みたいな画像、貼っておきますね』
『池谷裕二先生の本を参考にしました。また明日ー!!』